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マトリックス式変位自動計測システム(ハイポス) | 株式会社東横エルメス

製品案内

マトリックス式変位自動計測システム(ハイポス)

HyPoS

本システムはトータルステーション(TS)と組み合わせることでマトリックス式変位自動計測を行います。TSへの電源供給とマトリックス演算の機能を有します。

 

特長

●100m離れた位置の計測点を3次元で高精度に自動変位測定できます。

●気象データ(気圧・温度・湿度)の測定センサや振動を検知する加速度計及び雨滴センサを標準装備し、精密測量に必要な補正も自動で行います。

 

ハイポス

ハイポスと従来の自動追尾式トータルステーションとの比較表

※スワイプでご覧ください ←←←

 HyPoS(ハイポス)型式:TMS-1従来型トータルステーション
特徴 機器を設置する位置が自然変動によって3次元的な、回転や平行移動する場合、変位X,Y,Zに機器の誤差以外に測定誤差が発生する。
4点以上の基準点を設けることによって、初期状態の3次元への座標補正を行う。
基準点は、通常1~2点である。
原点の座標が自然変動によって3次元的に動く場合、1~2点の基準点では補正が不十分で、測定値に大きな誤差が発生することがある。
機器を設置する位置は、可能な限り不動に近い位置にする必要がある。
精度 原点の座標をマトリックス演算によって補正して100m先の測点変位を1mm程度の精度で測定できる。
120m地点では、
X=±1.07mm(器械誤差含む)
Y=±0.31mm(器械誤差含む)
Z=±1.28mm(器械誤差含む)
となる。
測定誤差には、器械誤差のほかに距離の誤差
も含まれる。すなわち、
X,Y,Z:±3.0mm(器械誤差)±2ppm(距離誤差)

120m地点では、
X,Y,Z=±3.0mm ±2×120×103×10-6
=±3.4mmとなる。
アウトプットデータ
の補正
不要 機器の設置位置の座標点が自然変動によって動く場合に、データの補正が必要となる。

TSコントローラー仕様

型式 TMS-1
測定距離 推奨100m以下
精度 ±1.0mm程度(基準点が安定していること)
基準測点 最大20測点を記憶(4測点以上を記憶させること)
被測定点 最大200測点
測定時間 約20分(70測点の実績より)
搭載センサ 温度センサ・湿度センサ・気圧センサ・雨滴センサ
許容使用条件 温度 : 0~+60℃、湿度 : 35~85%RH以内(氷結及び結露のないこと)
インターフェイス RS-232C
電源 AC100V ±10V 50/60Hz
寸法 W204×H142×D325mm
質量 約4.0kg

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